あなたは現在、自社サイトのアクセス解析を毎日欠かさず行なっていますか?
Webで成果を出したいと本気で思っているのならアクセス解析は必須項目でこれができているかどうかで会社の売上は大きく変わります。
この記事では、「数字やデータが多すぎて、どこを見ればいいのかわからない・・・」という方に向けて、最初に必ずチェックしておくべきアクセス解析の指標を紹介します。
アクセス解析とは
アクセス解析とは、WebサイトのCV数を上げるためにサイト訪問者の特性・行動を分析して、課題を見つけることです。
Webサイトを運営する目的のほとんどは、「CV(コンバージョン)」を獲得することにあります。
CVとは、Webサイト上でユーザーに達成して欲しい行動のことで商品購入や資料請求、メールアドレスの登録など企業によって様々です。
いかにCVを獲得できるかが全てで、そのためにアクセス解析を行い、数字をもとに課題を見つけることが重要です。
ここを徹底できていないWeb担当者が多くいます。考えなしに運用しても、CV数は絶対に上がりません。
CV数を上げるために、必ずアクセス解析を行いましょう。
必須の指標3選
アクセス解析ツールを使ってWebサイトを分析すると色々なデータやグラフが出てきて、何がなんだがわからないという経験ありませんか?
どれも意味のある指標ですが、全てを完璧に網羅する必要はありません。
ここからは、CV数を上げるために必ずチェックしておくべき指標を厳選して紹介します。
セッション数(訪問数)
セッション数とは、サイトが訪問された回数を表しています。いわゆるアクセス数のことですね。
セッション数が増加していれば、CVの確率もあがるためサイトが良い傾向にあることがわかります。
逆にセッション数が減少していれば、直ちに改善が必要があるため注意深く必ずチェックしておべき指標です。
直帰率
直帰率とは、あなたのWebサイトに訪れたユーザーが最初のページのみ閲覧してサイト内の他のページに行くことなく離脱した割合を表しています。
ユーザーが直帰するのには下記のような理由があります。
- ユーザーが期待した情報がなかった
- ページの読み込み速度が遅い
- ページが見づらい、読みづらい
- 別のページへ誘導するアクション導線が無い
直帰されることは、Webサイトにとってマイナスなことです。
直帰率が高い場合は、その理由を分析しユーザー目線の改善の必要があります。
直帰率の平均は、ECサイトの場合30%〜40%、コーポレートサイトの場合40〜50%と言われています。
ユーザーの行動を理解し、CV数に繋げるためにも、直帰率は必ずチェックしておきましょう。
CVR(コンバージョン率)
CVRとは、サイトを訪問したユーザーのうちCVまで至った割合を表しています。例えば「セッション数:100 CV数:10」の場合、CVRは10%です。
CVRが高ければ高いほど、訪問したユーザーがCVに結びつく確率が高く精度の高いサイトであることがわかりますね。
CVRを上げるためには、訪問したユーザーを離脱させず、CVまで誘導できているサイト構造であることが重要です。
一度サイトの構造を見直し、離脱しそうなポイントの徹底改善とCVまでの最善の導線を構築しましょう。
まとめ
Webサイトで成果を出すためには、アクセス解析が必須です。
慣れるまでは、紹介した3つの指標を軸に分析することを強くオススメします。
サイトの種類問わず適用できる指標なので、慣れてくるとユーザーの傾向が必ず見えてきます。
また、アクセス解析は継続して行いましょう。Webは変化が激しい世界なので、今日の数値結果が明日には大きく変化することは当然です。
理想は1週間に1回、最低でも月に1回のアクセス解析を心がけましょう。
取得したデータからわかるユーザーの特徴や行動を元に、サイトの課題を改善できれば、必ずCV数は上がります。
いますぐアクセス解析を行い、CV数を爆上げしましょう!