Facebookよりも今はTwitterやInstagramを使うユーザーが多いですが、FacebookはSNSの中で広告において一番優れているのはご存知でしょうか。
Facebookは出稿方法が多彩でメリットがたくさんあるほか、ユーザーの反応が1番いいという大きな特徴があります。
当記事では、Facebook広告の特徴や種類、ターゲティングなどわかりやすくお伝えしていきますので、ぜひご覧くださいね!
Facebook広告とは
Facebook広告は、おもにFacebook内で掲載される広告を指します。
Twitter広告やInstagram広告のように、Facebookの広告種類は多種多様で、世界最大のユーザー数、そしてターゲティングの精度が高いことから、ビジネス用途で活用されています。
Facebook広告を掲載できる場所はFacebookだけじゃない!?
Facebook広告を配置できるのは、実はFacebookだけではありません。
Facebookのほか、InstagramやMessenger、Audience Networkにも対応しています。
- Instagram:Facebookが提供しており、主に写真や動画を投稿したり共有できるアプリ。
- Messenger:Facebookユーザー間でメッセージのやり取りや音声通信ができるアプリ。TwitterやLINEに近い。
- Audience Network:Facebook広告を提携しているデベロッパーアプリにも広告を掲載を可能にする
この中で知名度が高いInstagramは10~20代に人気のSNSで、国内の月間アクティブ数もFacebookを上回っています。
Instagramは画像や動画で自然と広告を出稿できるというメリットもあり、30~40代の利用者が多いFacebookとはターゲット層も異なりますし、使い分けが重要になってきます。
のちほど、Facebook広告のターゲティングで詳しくお伝えしていきますが、ユーザー特性をしっかりとおさえることで、効果的な広告展開ができるようになります。
Facebook広告の特徴やメリット
ここでは、Facebook広告における具体的な特徴やメリットについてお伝えしていきます。
高いターゲティング精度
Facebook広告最大の特徴として、ほかのSNSに比べて質の高いターゲティングができることがあげられます。
Facebookは実名登録制のSNSですので、パーソナル情報が細かく登録されており、学生、社会人、所属企業など詳細データを把握することができます。
これだけの情報があれば、ターゲット選定をしっかりとおこなうことができますし、ビジネスを前提として利用するユーザーも多いです。
そのため、CVR(コンバージョン率)も比較的高いという特徴もおさえておきましょう!
広告フォーマットの種類が豊富
Facebook広告のフォーマットは多種多様で、ターゲットや目的に合わせて適切な広告を入れることが可能です!
例えば、このような種類の広告がFacebookでは選択ができるようになっています。
- 画像(バナー)広告
- 動画広告
- スライドショー広告
- カルーセル広告
- キャンバス広告
- コレクション広告
- ダイナミック広告
- 近隣エリア広告
- リード広告
- クーポン広告
- イベント広告
- アプリインストール広告
FacebookはほかのSNSと比べても広告種類は多いですし、ターゲットに合わせて選ぶことができるわけですね。
このようなFacebook広告の特徴・メリットはしっかりおさえておくと、より効果的な広告展開ができるでしょう。
Facebook広告の課金・費用
Facebook広告は以下のような課金条件が一般的です。
- クリック課金
- インプレッション課金
- 動画の再生
- アプリのインストール
- ページへのいいね!
- 投稿へのエンゲージメント
特に、クリック課金とインプレッション課金は使い方によって、効果が大きく違ってきますので、この2つを中心に解説します。
クリック課金(CPC)
クリック課金は、その名のとおりクリックするたびに支払いが発生します。
ターゲット選定がうまくいかず、広告のパフォーマンスが良くない時でも、費用はその分小さくなるので、リスクは少ないという特徴もあります。
広告のパフォーマンスがいい時は、下記のインプレッション課金の方が効果的ですが、広告パフォーマンスがよくないときはクリック課金の方が安全といえるでしょう。
インプレッション課金(CPM)
インプレッション課金は、1,000回表示されるたびに料金が発生します。
広告の掲載結果が悪いと、支払い金額が高くなるというデメリットもありますが、広告パフォーマンスがいいとクリック課金よりも、費用対効果が優れているケースが多いです。
クリック課金とインプレッション課金は、比較的相反する特徴がありますので、うまく使い分けるといいでしょう。
動画の再生
動画が合計10秒間再生されると料金が発生します。
アプリのインストール
広告経由でアプリをインストールすることで、料金が発生します。
ページへのいいね!
広告主のFacebookページにいいね!がつくことで料金が発生。
投稿へのエンゲージメント
投稿に対して、アクション(いいね!、コメント、シェア)が起こると料金が発生。
以上、6つのFacebook広告の課金・費用についてお伝えしてきました。Facebook広告を利用するにあたり、それぞれの特徴はしっかりおさえておきましょう。
Facebook広告のターゲティング
Facebook広告では、ターゲティングの種類は大きく分けて3つです。
この3つのターゲット設定を狙いを持っておこなうことで、効果的な広告展開ができるようになります。
コアオーディエンス
年齢、興味・関心、地域などの条件を入力でき、細かくターゲット層を指定することができます。
Facebookはパーソナル情報がしっかり登録されているSNSなので、Facebookユーザーが多い30代~40代の層にターゲットを絞り、目的に応じてダイレクトに広告展開することもできるわけです。
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスとは、自社の顧客リスト(メールアドレスなど)からFacebook利用者データを把握することできます。
これにより、Facebook上でも顧客リストに対する訴求ができるようになりますので、適切な広告を選び訴求をすることも可能です。
類似オーディエンス
趣味や関心、ページ訪問者などの類似するオーディエンスを作成することでき、類似10%まで作成することができます。
つまり、今までアプローチをしたことがないターゲットに対して、見込み客を洗い出して訴求することができる機能となります。
顧客リスト外の属性の近い類似ターゲットに訴求できるので、CTR(クリック率)も見込めますし、有効なターゲット選定ができるといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
TwitterやInstagramに比べるとFacebookは勢いがなくなってきているとも言われていますが、広告においてはほかのSNSより断然優れています。
広告フォーマットも多彩でターゲット選定を細かくできるからこそ、CVRも高くなるわけですね。
おもにビジネスに特化した利用では、Facebook広告を活用できる場面は多くありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。