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ヒートマップとは?正しい見方でユーザー行動を分析する方法

サイトに訪れたユーザーの行動を分析するヒートマップ

サーモグラフィーを利用してユーザーの関心がある箇所を視覚的に判断することができます。

そこで本日はヒートマップの基本の分析の仕方や改善方法をお伝えしていきます。

ヒートマップとは?


今回はヒートマップのツールであるPtengineで使える3つの機能についてお伝えします。

それぞれの機能の特徴と活用方法について解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

クリックヒートマップ

クリックヒートマップとは、ユーザーがクリックしている箇所の履歴を見ることができます。

ここで確認していただきたいのが、クリックされているところにURLがついているかということです。

例えば、わかりやすくするために設置した丸い囲みに、クリックが集中しているとします。

ユーザーがボタンと勘違いしているということは、

このように、仮説をたてることができます。

それに基づき、

このように調整し、何が問題かを明確にするためにABテストをしていきましょう。

クリックがあるということは、ユーザーの関心も高いということですので、導き出した仮説を1つ1つ解消していくことが大切です。

アテンションヒートマップ

アテンションヒートマップとは、ユーザーが見ている箇所を色で視覚化しています。

最もユーザーの滞在時間が長いところが、「赤→黄→青」の順で表示されます。

そのためファーストビューは必ず赤くなりますので、それ以降のセクションの視聴率がどれくらいなのかを確認していきましょう。

ここで注意していただきたいのが、冒頭でもお伝えしたように、赤いところが大切、青いところが不要という根拠のない極端な判断には注意してください。

今一度確認してみましょう。

内容のボリュームを調整したり、並べ替えたりすることだけでも改善できることはとても多いです。

また、滞在時間が長いセクションについては、なぜユーザーが関心を持ったのかについて考えてみてください。

こちらを考えることで、必要なセクションが見えてきますので、ぜひ試してみてくださいね!

スクロール到達率

スクロール到達率は名前の通り、スクロールの数値をパーセンテージで表しています。

一般的にはファーストビューを100%として基準にし、フッターにかけて数値が低下していきます。

そのため、1つ目のCVポイント以下でどれだけの離脱があるかを見ていくと、修正点が上げやすくなります。

分析する際のポイント


ヒートマップはユーザーの実際の行動データです。

今回の記事でも何度もお伝えしますが、ユーザーにとってよりわかりやすい導線を作ることが重要です。

運用者が意図していない行動をとられないよう、工夫をしなければなりません。

分析する際は、1つの結果に縛られずにいくつもの仮説をたて、1つ1つ解消していくことが成功へと繋がります!

ボタンの色や、文言を少し変更しただけでもCVRが10%以上向上したという例もあるため、ABテストを実施し、なぜそうなったのかという理由をヒートマップで確認すれば、効率よく的確な対応策に繋がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ヒートマップは実際の行動を分析するためのツールとなります。

その他のマーケティング施策と組み合わせて使用すると抜群に効果を発揮しますので、活用してみてくださいね!