SEO対策の1つとされる、共起語という言葉をご存知でしょうか。

この共起語ですが、SEO対策には欠かすことができない重要な要素ですが、使い方を間違えると、ブログサイトの評価が大幅に落ちてしまうというリスクもあります。

当記事では、共起語についてSEO対策の具体的な考え方、そして簡単に共起語を調べることができる便利ツールをご紹介していきます。

共起語とは

共起語とは
共起語とは、あるキーワードに対して関連性の高く、同じ文脈でよく使われる言葉を指します。

例えば、「スマホ」といったキーワードでは以下は共起語として考えることができます。

スマホの共起語

  • 電話、メール、LINE、カメラ、電子マネー、便利、iPhone、高い…

上記から分かるように共起語は上げ出したらキリがなくなるわけですが、このように1つのキーワードに関連性の高い言葉を共起語というわけですね。

共起語はSEO対策に効果あり?

SEO対策やコンテンツマーケティングで紹介される共起語ですが、Googleが掲げる10の事実からもSEO対策に効果があるといえるでしょう。

Googleの検索エンジンの精度は年々上がってきており、現在は200以上の要素をもとにブログサイトの評価をしています。

その中でも、Googleは特にユーザビリティ、ユーザーファーストのコンテンツを高く評価しているので、情報が網羅された記事が重要視されていることは明白ですね。

つまり、キーワードに対して、関連性の高い情報も含まれている(共起語が使われている)ことは、ユーザーの検索意図を汲み取ったコンテンツとみなされるわけです。

共起語を使った具体的なSEO対策

そんな共起語をもとにした具体的なSEO対策は1つだけ。

ズバリ、上位表示されている記事の共起語を調べ、自分のコンテンツにおいても情報をしっかり網羅することです。

Googleで上位表示されている記事は、当然のことながら高く評価されているコンテンツですね。

このコンテンツに含まれている情報を調べ、キーワードに対してどのような情報が網羅されているのか。

つまり、共起語をしっかりと汲み取ることで、自分の記事に足りないコンテンツを精査していき、しっかりと情報を含めた記事に仕上げること

これが共起語をもとにしたSEO対策の考え方です。

1つ注意したいのは、コピーコンテンツを作るという話ではありません。上位記事以上の情報を含め、独自の視点でコンテンツ作成をすることを心掛けてくださいね。

共起語の調べ方【便利ツールをご紹介】

共起語ツール
共起語は身近なものに関しては、比較的簡単に思いつきますが、専門的な言葉などでは思いつかないことも多くあります。

実は、簡単に共起語を調べることができる共起語検索という無料ツールがありますので、困ったら使ってみましょう。

このツールは、Googleの検索ワードTOP30サイトをもとに共起語を調べてくれるので、かなり実用的といえます。

このようなツールを駆使しながら、共起語を探してみるといいでしょう。

SEO対策をする上で共起語を使う注意点

最後に、共起語をもとにSEO対策をする上での注意点を1つお伝えいたします。

それは、キーワードを中心にむやみやたらに共起語をたくさん含めることは、大きなリスクを伴うということです。

以前は、Googleのアルゴリズムは抜け穴も多く、このようなキーワードや共起語が大量に含まれているコンテンツも上位表示されていました。(ブラックハットSEO)

ですが、現在のGoogleのアルゴリズムは、かなり高精度になっていますので、不自然なコンテンツは軒並み評価が下がっています。

そのため、下記2点を意識してコンテンツ作成をしていきましょう。

  • キーワード(軸)をぶらさない
  • 文章としての流れを意識する

上位表示されているブログサイトを見ても、自然な文章の中に共起語がちりばめられていることがわかります。

ユーザーにとって情報を的確に伝えることを意識することがポイントです。

文章内にも構成をしっかりと組めば、共起語を上手く取り入れたブログサイトに仕上げることができるので実践してみてくださいね。

まとめ

共起語の意味や具体的なSEO対策の方法についてご紹介してきました。

共起語という言葉はWeb担当者としては、必ず知っておくべき言葉ですし、何よりSEO対策をする上でも重要な要素です。

共起語をもとにSEO対策をするときは、その根幹にはGoogleが求めるユーザビリティやユーザーファーストを意識するということは忘れないでくださいね。