個人のみならず、今では企業がTwitterを活用している場面もよく見かけますよね。
そこでこの記事では、マーケティングでTwitterを活用するメリットについて解説したいと思います。
また、成果を狙うためのTwitterの運用ポイントも解説しているので、仕事でTwitterを運用している、あるいは今後運用予定のある方は、ぜひTwitter運用時の参考にしてくださいね。
Twitterマーケティングで得られる3つのメリット
Twitterマーケティングで得られるメリットは、下記の通りになります。
メリット1:認知されやすくなる
Twitterでツイートすることで、企業から消費者へ新商品やサービスの紹介・告知を伝えることができます。
マーケティングの成功において「ユーザーに知ってもらう」というフェーズは欠かせません。
Twitterを活用することで、このフェーズを最大化することが可能です。
メリット2:ユーザーの声を聞くことができる
また、Twitterではユーザーにお知らせをするだけでなく、ユーザーの意見を聞くこともできます。
成果を狙えるマーケティングを実施するためには、ユーザーの理解は必須ですよね。
そのため、知らせる以外にもユーザーを「知ること」のできるTwitterは魅力的と捉えることができるでしょう。
メリット3:ファンを確保することができる
投稿がいいものであればツイートが拡散され、結果、フォロワー以外の広範囲のユーザーに認知してもらうことが可能です。
また、ツイートが人気があると判断されれば「トレンド」に掲載され、こうなると、ツイートでお知らせした内容が大きな話題になることも期待できます。
マーケティングの成功において、お知らせした内容が話題になり、認知が向上するのは魅力的ですね。
Twitter運用時の7つのポイント
Twitterのフォロワーが増えると、サイト集客に役に立ったり、商品・サービスをたくさんのユーザーに認知してもらうことが可能になるため、アカウントの育成は積極的に取り組んで損はないでしょう。
そのため、ここからは育成にも繋がる、運用時の重要なポイントについて解説していきます。
ポイント1:運用目的を明確にする
目的を持たずにTwitterを運用しても、フォロワーはなかなか増えません。
またせっかく運用していても、どこを目指しているのか分からなくなってきてしまうため、まずは運用の目的を明確にしましょう。
ブログ集客に繋がる見込みユーザーと繋がる
カットモデルの見込み客ユーザーと繋がる
ポイント2:ターゲットを決める
ターゲットを決めるメリットは、誰に対して何を発信すればいいか明確になるということです。
5年前の自分に向けて、SNSマーケティングの成功方法を分かりやすく発信
先輩の田中さんに向けて、3ヶ月で㎏ダイエットできる方法を発信する
ターゲットの顔が思い浮かぶほど想定できると、よりいいターゲット設定をすることができるでしょう。
ポイント3:プロフィールを設定する
プロフィールはお店でいう、看板・店構えになるため、魅了的なプロフィールを設定する必要があります。
よくわからない怪しいお店や、よくわからないことが記載されている看板のお店には入りにくいですよね。
Twitterも同様で、怪しいアカウントにユーザーは興味を示しません。逆に言えば、魅力的なプロフィールを設定することで、ユーザーはあなたのアカウントに興味を持ちます。
面倒くさがらずにぜひ設定してみてくださいね。
ポイント5:有益な情報を発信する
当たり前のことかもしれませんが、フォロワーにとって役立つ情報をツイートしましょう。
理由としてはユーザーがフォロワーになるまでの流れが、
- タイムラインにツイートが流れる
- ツイートに興味を持ったユーザーがプロフィールを見に来る
- 自分にとって役に立つ情報をツイートしているアカウントであると知る
- 「念のためフォローしておくか」と思いフォロワーになる
という流れになっているからです。
ポイント6:権威性を示す
同じ配信内容でも、実績が示せると説得力が上がります。
例えばブログだと「収益」が権威性になるかと思いますが、月1万のブロガー情報と月50万のブロガー情報では、同じツイート内容でも月50万の発信者の方が信憑性があり、他のツイート内容も気になる、といった具合です。
権威性はジャンルとはずフォローされやすくなるので、テクニックの1つとして、ぜひ取り入れてみてくださいね。
ポイント7:ツイートデータを分析する
運用をスタートして1カ月ほど経ったら、データ分析をしてみましょう。
データを分析することで、
- どのくらいのツイートが見られているのか
- アカウントへのアクセスはどのくらいか
- どのくらいユーザーから反応があるか
といった、Twitterの状態を把握することができます。
そして、全体の状況を把握することで、現状のTwitterの課題が見えてくるはずです。
現状以上の良いアカウントを作るためにも、データ分析を取り入れてみてくださいね。
Twitterを活用したマーケティング事例2選
最後に、企業のTwitterマーケティングの成功事例をご紹介します。
事例1:SHARP
大手家電メーカーである、SHARPのTwitter企業アカウントです。
2021年3月時点で82万人を超えるフォロワーを獲得しています。
ユーザーの間では「シャープさん」と親しみを込めて呼ばれたり、企業が発信する内容の多くはネット記事になったり話題を集めるなど人気を博しています。またこの人気の秘訣は、企業が実施するフランクな運用スタイルにあるようです。
ツイートした内容をデータ分析すれば、自分のターゲットとしているユーザーにはどんなスタイルのツイートが受けるのかなど発見することができます。
ぜひフォロワーに受けるスタイルを見つけて、ご自身のアカウントの育成に拍車をかけてくださいね。
事例2:ローソン
続いては、大手コンビニチェーンである「ローソン」の企業アカウントです。
2021年3月時点で569万人以上のフォロワーを抱え、企業Twitterアカウントの中でも屈指のフォロワー数を誇っています。
人気の秘訣は、ユーザーがシェアしたくなるようなツイートのクリエイティブ性にあるようです。
またローソンでは、店舗購入の促進を目的としているため、お昼や晩御飯などの時間帯に合わせて投稿されることが多い点も、成功の特長の1つとしてあげられます。
ツイート時間にマーケティング戦略を組み込むことで、ユーザーの購買意欲を高めることに貢献しているのですね。
Twitterマーケティング:まとめ
いかがでしたか。
Twitterは無料で、誰でもアカウントを作ることができますし、ポイントをおさえれば運用経験がなくてもしっかりアカウントを育てることが可能です。
個人で副業やビジネスをされている方はもちろん、企業のマーケティング担当者の方も、収益向上のために、Twitterマーケティングを活用されてみてはいかがでしょうか。