Web上でページを閲覧すると残る「履歴」。
Cookieやキャッシュ、セッションと言葉は聞いたことがあっても、それぞれの違いについて理解できているでしょうか?
本日は、意外と知らない人が多いCookie・キャッシュ・セッションの違いについてお伝えしていきます。
それぞれの特徴について
まずはそれぞれの特徴について解説していきます。
Cookieとは
ホームページに訪問したユーザーのアドレスやパスワードなどが一時的に保存されます。
この仕組みはECサイトでよく使われていますね。
買い物かごに入れた商品が、再訪問したときに残っているのは、Cookieを使用しているからです。
これらのことから、Cookieはユーザーの情報を一時的に保存すると覚えてくださいね。
キャッシュとは
キャッシュは、Webページの情報を一時的に保存します。
これをすることで、再訪問したときに読み込みする必要がないため、表示される速度も早くなります。
これらのことからキャッシュはWebページの情報を一時的に保存すると覚えてくださいね。
セッションとは
Webサイトにアクセスしてから、そのWebサイトから離脱もしくはブラウザを閉じるまでのフローをセッションと言います。
最後にページを閲覧してから30分以上空くと、新たなセッションとしてカウントされることが多いです。
セッションはCookieやキャッシュとは違い、一連のフローのことを指すと覚えてくださいね。
Cookieやキャッシュの使い道とは
訪問したユーザーの情報がわかるため、ユニークユーザーの計測に利用されます。
また、ECサイトのお買い物かご以外でも、ユーザーの属性等に応じて配信するターゲティング広告に利用することができます。
まとめ
いかがでしたか。
今回の記事で、Web上での3つの「履歴」について、違いを理解できたと思います。
それぞれの特徴を踏まえて、分析や広告出稿などに活かしてくださいね!