リード文(導入文)は記事の中でも重要な役割を持っています。

記事全体の質はもとより、まず読者に読んでもらえるかどうかはこのリード文にかかっているといっても過言ではありません。

なぜなら、リード文に魅力がない記事は8割の読者が離脱するといわれているからです。

このコラムでは、読者に読んでもらうためのリード文を書く時のポイント、そしてあなたもすぐに実践できる書き方のコツをお伝えしていきます!

リード文に魅力がないと読者は8割離脱する!?

リード文離脱
最初に、”リード文に魅力がない記事は8割の読者が離脱する”とお伝えしましたが、それはなぜでしょうか。

その理由は、読者は記事のファーストビューで「自分の目的が解消できるか」を判断しているからです。

例えば、ご自身でWebで検索するときを思い浮かべてみましょう。

検索結果から気になった記事を開くと、読み進める場合、すぐ離脱する場合があると思いますが、どこを見て判断されていますか。

読み進める記事においては、「この記事で自分の目的が解消できそう」と冒頭のリード文から情報を読み取れる場合が多いはずです。

リード文は、記事を読み進めるかどうかを判断する重要な要素なので、読者の目線に立って文章を作る必要があるわけですね!

リード文を書くときの4つのポイント

リード文が重要なことはなんとなくわかってきたかと思いますが、何よりもまず、読者にリード文を読んでもらわなければいけませんね。

ここでは、リード文を書くときに、知っておくべき4つのポイントをご紹介します。

この4点を意識することで、「効果的なリード文を作れる=記事全体の質を上げること」に繋がるので、ぜひ実践してみてくださいね。

①不安や疑問を解消できることを伝える

ブログサイトを訪れる人は、解消したい”目的”を持っていることを忘れてはいけません。

情報を知りたい、悩みを解消したいなど理由は様々ですが、この記事を読むことで「それらを解消できますよ」と伝えてあげると、読者は記事を読まずにはいられなくなります。

ターゲットの心理を煽ることで、期待感を高めることもできますので、ぜひ取り入れてみてください。

②読者に自分事のように感じさせる

読者に「え?これ私のこと言ってる。。」「そうそう、この悩みの解決策が知りたいんだよね!」と感じてもらえれば読者は一気に興味が高まり、記事を読み進めてくれるでしょう。

そのためには、記事を読んでもらいたいターゲットの心情や考えをしっかりとリサーチをしておく必要があります。

このターゲットがイメージできていないと、どっちつかずの文章となり、ほとんどの人に響かない記事になってしまうので注意してくださいね。

③リード文は短く!150字~200字程度に

冒頭の文章は、記事に興味をもってもらうための「つかみ」、そして肝となる部分を明らかにしない程度の「要約」、この2つの内容が含まれています。

リード文は本文への橋渡しでもありますので、冒頭からだらだらと長く書いてはいけません。

あまりに長いリード文を見たこともあるかと思いますが、そのような文は読まずに飛ばしてしまう人も多いでしょう。

こうなってしまうと、リード文を飛ばして目次の情報だけで読み進めるかの判断をすることになりますし、最悪の場合は即離脱されてしまいます。

リード文は多くても200字程度に収まるぐらいにまとめると、読者は目を通してくれますし、心地よく読み進められるので、ぜひ意識してみてくださいね。

④権威性を含める

記事に権威性を含めることで説得力を格段に上げることができます。

例えば、リード文の中にこのような文があったとして、あなたはどちらの方が説得力があると思いますか。

  1. 「私が使った英語の参考書を紹介します。」
  2. 「TOEIC900点の私が使った英語の参考書を紹介します。」

“2”の方が説得力があると感じた方が多いのではないでしょうか。

この権威性は、読まれるかわからない本文ではなく冒頭に入れることで、先に読者を納得させることができます。

納得できる文言があれば、読者も「この人の記事なら読みたい!」と考えてくれます。

日頃からブログサイトの実績など自分が強みとなるものを考えておくといいでしょう!

リード文を流れるように書くコツ

リード文ポイント
「リード文がうまく書けない。。」と悩んでいる人もいるかと思いますが、リード文を最初に書いていませんか。

実は、リード文は最後に書くことで、全体のまとまりを持った、効果的な文章を書くことができます。

なぜリード文は最後に書く方がいいのか。

それは、本文を書くことで重要な要素が整理されるので、何を伝えたいかということが明確になっているからです。

最初にリード文を書こうと思っても、記事の核となる部分、引き立てる部分といった要素のバランスがうまく整理できていないことも多いので、うまく伝えられない文章になってしまうわけですね。

ライティングにおいては、要素の整理をするためにリード文は最後に書くことが基本ですので、ぜひ実践してみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

リード文の役割やポイント、書き方のコツなどを理解することで、効果的な文章を書くことができますし、読者の離脱を防ぐことにも繋がります。

SEOにおいても重要ですし、決して難しいことはありませんので、ブログサイトを運営している人はぜひ意識して取り組んでみてくださいね!