いまや最先端のマーケティング手法のひとつとも言われている、SNSマーケティング。
今回はそのなかの「インスタグラムマーケティング」について、追求していきたいと思います。
インスタグラムマーケティングとは一体どんなものなのか。
インスタグラムマーケティングと相性のいい業界と、成功させる2つのポイントをご紹介していきます。
インスタグラムマーケティングとは
インスタグラムマーケティングとは、インスタグラムを活用したプロモーション施策をするマーケティング手法のことを言います。
企業のブランディングをアピールしたり、商品やキャンペーンの認知拡大など、様々な目的でインスタグラムマーケティングが起用されています。
さっそく、今の時代にインスタグラムマーケティングを活用すべき理由に迫っていきましょう。
マーケティングでインスタグラムを活用すべき理由
最近では、企業や店舗において、自社サイトへの誘導窓口の切り口となっているインスタグラム。
日本国内におけるインスタグラムの利用者数は、3300万人を突破しており、その内訳は男性・女性ともに10代~30代までの層に、アクティブユーザーが多数存在していると言われています。
比較的若い年齢層がターゲットの企業にとっては、絶対に見逃せないSNSということになります。
特にインスタグラムと相性のいい業界にとっては、プロモーションを打ち出すのにこれほど絶好の場所はないと考えるでしょう。
ではインスタグラムマーケティングと相性の良い業界とはどこなのか、早速みていきましょう。
インスタグラムマーケティングと相性の良い3つの業界
インスタグラムは、写真や動画がメインのコンテンツであるため、フォトジェニックなコンテンツとの相性がとても良いと言われています。
また、女性のユーザーが多いため「可愛い・キレイ・美味しそう・流行り・映え・人気」など、感情に直接伝わりやすい情報や商材であればなお相性が良いです。
特に、「美容・食品・ECサイト」の業界は相性が良いと言われています。
業界①:美容業界
・自社ブランドと他社ブランドの差別化
・集客ルートの確保
インスタグラムのオフィシャルアカウントに、ネイルやコスメを写真や動画で上げることでユーザーの関心を惹きつけ、店舗への集客に繋げることができます。
お目当ての商品を求めて店舗に来られるお客様の層が増えるので、質の高い集客を効率的に行うことが可能になります。
また、投稿のテーマを統一させることで一貫性が高まり、ユーザーにブランドの強い印象を与えることができ、自社のブランディングにも効果を発揮します。
業界②:食品業界
・高いエンゲージメントの獲得
・認知拡大
・集客ルートの確保
インスタグラムは、「美味しそう・キレイ・お洒落・人気」などの人の感情に直接的に訴えかけます。
ユーザーの身近な生活の一部である、「衣食住」に関連しているものは特にインスタグラムと相性がいいとされており、食品業界はその「食」にあたります。
食品業界はインスタグラムを活用した、PRのプロモーション施策がメインになりますが、高いエンゲージメントの獲得が期待できます。
ユーザーのファン化はリピーターの獲得、また口コミなどの拡散で認知度を高めることもできます。
食品業界でインスタグラムマーケティングをまだ活用していない方は、ぜひ活用してみてください。
業界③:ECサイト業界
・売り上げ向上
・コストを抑えた認知拡大
・集客ルートの確保
SNSの影響を受けて、インターネットで商品の購買フローを完結させる人が近年増加しています。
そのためインスタグラムを切り口に、自社のECサイトへユーザーをうまく誘導できれば、大きく売り上げを伸ばすことが出来ます。
また写真や動画を使って、ユーザーへ視覚的に商品購入後のイメージを与えることができるので、人の心理を刺激しながら購入率を上げることもできます。
コストをおさえながら認知拡大ができることも、インスタグラムマーケティングならではの特長です。
インスタグラムマーケティングを成功させる2つのポイント
インスタグラムマーケティングを活用しても、ポイントを抑えていなければ、実際の効果は感じにくいでしょう。
それでは、インスタグラムマーケティングを成功させるポイントとは一体なんなのか。
早速みていきましょう。
ポイント①:インスタグラマーのキャスティング
インスタグラムに写真や動画を投稿をすることで、多くの人に影響力を与える人物を、インスタグラマーといいます。
芸能人やモデルだけではなく、最近では一般の方も多く活躍しています。
インスタグラマーのジャンルも多岐にわたるので、自社のジャンルと一致し、影響力を発揮してくれるインスタグラマーのキャスティングをするようにしましょう。
キャスティングはインスタグラムマーケティングを成功させるうえで、最重要項目のひとつになるので慎重に検討しましょう。
ポイント②:クリエイティブな画像でユーザーを惹きつける
ユーザーは身近な情報を、インスタグラムから視覚的に得ようとしています。
「自然と目に付く・気になる」とユーザーを思わせる画像が、理想的と言われています。
そのため宣伝や広告色の強い画像は、ユーザーから好まれません。
インスタグラムで製品やサービスに関する情報を発信するときは、料金や製品を大々的にアピールせず、インスタグラムに合ったフォトジェニックな写真を投稿するように心掛けましょう。
インスタグラムマーケティングとは:まとめ
SNSで情報を得ることが当たり前となった世の中で、SNSマーケティングは無視できないマーケティング手法となりました。
今回の記事をみて、インスタグラムマーケティングと自社のジャンルの相性がいいと感じた方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。