今回は世界で60万人のWebマーケターが使用している、Ahrefs(エイチレフス)の「キーワードエクスプローラー」の使い方について解説していきたいと思います。
競合のリサーチやSEO対策のキーワード選定を行うためにはとても便利な機能になります。また、コンテンツマーケティングを行ううえでも必須のツールです。
キーワードエクスプローラーとは
キーワードの検索ボリュームや難易度を調査できる機能です。
Ahrefsがもつ機能の1つであるキーワードエクスプローラーは
- キーワードのボリューム
- 国別のキーワードのボリューム
- クリック数
- 類似キーワードの提案
- サイトの順位
上記のようにキーワードにまつわるすべての情報が網羅されています。
この結果を参考にして、検索ボリュームが大きく、難易度が低いキーワードを選定するといった活用法があります。
次に実際の使い方についてお伝えしていきますね。
キーワードエクスプローラーの使い方
検索画面の使い方
キーワードエクスプローラーの使い方はとても簡単です。
以下の手順に従い検索を行いましょう。
①キーワードエクスプローラーを選択
②調査する対象の検索エンジンを選択
③キーワードを入力
④調査する対象の国を選択
⑤虫眼鏡マークをクリック(または「Enter」)
※今回はキーワードを「Ahrefs」として、調査する国を「日本」に設定します。
検索結果画面の見方
先ほど入力した「Ahrefs」の検索結果をもとに説明していきます。
キーワードの難易度を判断し、ランク付けするために簡単なキーワードを見つけるための指標です。
▼0~10
Easy
▼11~30
Medium
▼31~70
Hard
▼71~100
Super hard
このランクが大きければ大きいほど、サイトを上位表示させるにはSEO対策をきちんとしなければなりません。
このランクを参考に、適したキーワードを見つけましょう。
【Search volume】
月間の検索ボリュームの合計を表しています。
カーソルをグラフに合わせると、月ごとの数値が表示されます。
【Clicks】
ユーザーがそのキーワードに対してクリックした数値になります。
Search volumeと同様、カーソルをグラフに合わせると、月ごとの数値が表示されます。
【Global volume】
キーワードの国別のボリュームです。
「Ahrefs」を検索している人は、日本では11K、アメリカでは33Kということがわかります。
【Parent topic】
検索キーワードの「軸」となるキーワードです。
より範囲を広げたキーワードが表示されます。
【#1 result for parent topic】
Parent topicに対して、検索結果1位のサイトを表示しています。
【Having same terms】
検索したキーワードをもとに、ロングテールキーワードの提案をしてくれます。
ここで表示されているキーワードは検索ボリュームが抑えられ、尚且つユーザーからも需要があるキーワードになります。
【Questions】
検索したキーワードに対してユーザーが疑問形式で検索した結果が表示されます。
今回Ahrefsでは提案が表示されませんでしたが、例えばあなたが「SEO」をリサーチにかけた場合、「SEO とは」といったユーザーが疑問形式で検索した結果が表示されます。
【Also rank for】
ターゲットキーワードの上位の10ページがどのような他のキーワードを含んでいるかを分析できます。
【Newly discovered】
ユーザーが新しく検索しているキーワードになります。
ロングテールキーワードやまだ検索率が低い狙い目のキーワードです。
【SERP position history for “Ahrefs”】
まずSERPとは、ユーザーが検索を行った際に表示される検索結果画面のことです。
この機能は、検索結果を分析し、ランキングを向上させることに役立ちます。
【SERP overview for “Ahrefs”】
キーワードに対して検索結果を表示します。
この検索結果上位のサイトを参考に、サイトの内容や構成を考えていきましょう。
キーワードエクスプローラーの活用方法
キーワードエクスプローラーではサイトを作成するために、キーワード選定に必要な情報を網羅しています。
googleからSEO対策について周知されていない今、検索結果上位に表示させるのはなかなか難しいですよね。
そんな時にはAhrefsのキーワードエクスプローラーを活用し、SEO対策に役立ててくださいね。
キーワードエクスプローラーの注意点
使いこなせるようになると欠かせない存在となるAhrefs。
ただし、キーワードエクスプローラーを使用する際には、注意点がいくつかあります。
・Ahrefsは独自の算出方法で数値を表示しているため、他者のツールと比較すると数値が異なる場合がある
・キーワードは完全一致での結果の為、キーワードが2語以上の場合、言葉の順番やスペースの置き方が違うだけで結果が異なってしまう。
・利用しているプランによって、月に分析できる回数が異なる
上記のことに注意して、キーワードエクスプローラーを活用してくださいね。
まとめ
Ahrefsの「キーワードエクスプローラー」の使い方、画面の見方はマスターできたでしょうか。
コンテンツマーケティングを行う際には必須のツールになりますので、ここで使い方を学び、制作の参考にしてくださいね。