携帯電話やスマホが普及すると同時に、自己発信する場がとても増えました。面識がない相手でも、趣味や好きなものがあえば繋がることができる時代です。
その中でも「ブログ」は収益を得られる1つの職業として「ブロガー」という言葉もあるほど。こちらをご覧になっている方でも、実際に運用している方も多いのではないでしょうか。
日々アナリティクスなどの分析ツールを使用し試行錯誤しているかと思いますが、ブログの「直帰率」について、記事によってはあまり気にすべき点ではない場合があります。
今回は、ブログ更新を行っている方に向けて「直帰率」について重要なポイントを解説していきたいと思います。
直帰率とは
まず初めに、直帰率とは「Webページに訪れたユーザーが、1番最初に開いたページのみ確認し、そのままサイトから離れた数値」です。
例えばこの記事を見たあなたが、他のページを確認せずに離れた時に、「直帰」とみなされます。これを数値化したものを「直帰率」と呼びます。
直帰率と滞在時間
アナリティクスでは様々な項目が設置されており、その中の1つに「滞在時間」という項目も存在します。
滞在時間は文字通り、そのWebサイトにユーザーが滞在した時間を示しています。これは、内容をしっかり読み込んでいるか、つまり記事内容がユーザーに伝わっているかということがわかります。
何度も読み返していたり、記事内容をメモしていたりと、記事に対してのユーザーの反応を滞在時間で計ることができます。
ブログの場合
今回のテーマでもあるブログと直帰率の関係性について。
冒頭でもお伝えしたように、「ブロガー」さんたちは、記事内で商品を紹介し収益を得ている方もいます。その場合、販売ページ先にユーザーが遷移し購入につながれば、その記事の目標は達成できたと言えますよね。
滞在時間が長ければ長いほど、ユーザーが内容に興味関心を抱いている証拠ですので、アフィリエイトブログの場合は「直帰率」よりも「滞在時間」に注目してみましょう。
サイトの場合
様々なコンテンツが掲載されているWebサイトを運用している方は、回遊率を向上させるためにも「直帰率」にも注目しましょう。
なぜユーザーが他のコンテンツを確認しなかったのか、誘導導線がしっかりと設計されていない可能性が高いと考えられますので、見直しが必要な場合があります。
まとめ
いかがでしたか。
ブログを始めたばかりの方にとって、運用は難しく感じるかもしれません。もちろんバランスよくサイト運用ができるのが理想となりますが、1つ1つ着実に成果をだしていくことが大切です。
また、滞在時間が少ない記事であれば、ライティングの質を上げることを先に実践すべきです。直帰率も気になる数値かもしれませんが、まずはユーザーの疑問解消を第一に、内容を工夫していきましょう。
ライティングのコツについてはこちらの記事で解説していますので、ぜひご確認くださいね!