会社員として働いていると、どうしても自分と同僚を比べてしまうことがありますよね。

同僚はうまく仕事をこなしていて上司からの信頼も厚いのに、自分は全く仕事ができない。本音を言えば、同僚のように仕事ができる人材になって、周りからの信頼を集めたい。

このように思っているビジネスパーソンは決して少なくないですし、あなたを成長させる原動力となりますので、決して悪いことではありません。

本記事で紹介する「仕事ができる人の特徴」を自分にも取り入れてみることで、仕事のできる人の仲間入りを果たすことができるはず。

継続していけば、周りからの評価も変わり、上司からの信頼を得ることができるでしょう。

仕事ができる人の3つの特徴

大前提として、仕事ができる人というのは、他人からの評価で決まります。

つまり自分自身で仕事ができると思い込んでいても、それでは評価に繋がりません。

特定のスキルだけでなく、話し方やタスク管理など様々な要因が絡んであなたの評価が形成されていることを、まずは知っておいてください。

ここでは、仕事ができる人の特徴を3つご紹介していきます。

  1. 行動力がある
  2. 周囲とのコミュニケーションが上手
  3. プライベートも充実している

特徴①:行動力がある

まず、仕事ができる人に共通するのは行動力です。

あなたが仕事をどうやって進めようかと悩んでいる間にも、仕事ができる人はどんどんと先に進んでいます。

何もわからないまま仕事をむやみに進めるのでなく、スケジュールをしっかり逆算してスピード感を持って仕事に取り組んでいるのです。

「〇日までに仕事を終わらせるために、今日何をやらなければいけないのか。」をしっかり把握した上で、仕事をこなしているわけですね。

特徴②:周囲とのコミュニケーションが上手

仕事をするうえで欠かせないのが、他人とのコミュニケーションです。

仕事ができる人は、他人とのコミュニケーションが非常に上手です。

あいさつはもちろんのこと、「報連相(ほうれんそう)」を頻繁に行い、また相手の話を聞いてあげる姿勢など、全体を通してコミュニケーションを取ることに優れているのです。

社内外通して良好な人間関係を日頃から構築しておけば、仕事の質も高くなりますし、あなたの評価も人伝いに高まっていくでしょう。

また、他人とコミュニケーションをとるうえで大切な要素である「言葉の伝え方」について、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

あなたのコミュニケーション能力が、グッと上がることは間違いないはずです。

特徴③:プライベートも充実している

仕事をだらだらと続けてプライベートの時間が少なると、仕事の効率が悪くなっていきます。

プライベートの充実は、仕事ができる人への近道といってもいいかもしれません。

なぜなら、プライベートに割ける時間があれば、心のリフレッシュができますし、読書や自己投資など自分のスキルを高める余裕も生まれます。

このように、ONとOFFを切り替えて心を休めたり自己啓発に励むことで、本業の効率化や成果にもいい影響を与えていくのです。

仕事ができる人の3つの考え方

ここまで仕事ができる人の特徴をお話してきましたが、仕事ができる人は普段どのようなことを考えたり意識しているのでしょうか。

実は、難しいことを考えているのではなく、このように今日からすぐに取り入れることができる3つの考え方を持っているだけなのです。

  1. 常に効率化を意識する
  2. 常に謙虚な姿勢を心がける
  3. 失敗を次に生かすようにする

考え方①:常に効率化を意識する

あなたは仕事をするうえで、「効率化」を意識できていますか?

仕事ができる人は、常に効率化を求めていて、どうすれば質を担保しつつ仕事を完遂できるかを模索しています。

タイピングスピードを早める努力をしたり、Excelのショートカットキーを覚えたりすることも、仕事の効率化に繋がります。

効率的に仕事をこなすことができれば、あなたに任される業務の幅も広がってきて、評価に繋がることは間違いないでしょう。

考え方②:常に謙虚な姿勢を心がける

仕事ができる人は、謙虚な姿勢を忘れません。

会社に入社してある程度の経験を積み、態度が大きくなっている先輩社員はあなたのまわりにいませんか?

謙虚な姿勢でないということは、今の自分に満足して成長機会を逃すことに繋がります。

いつまでも謙虚な姿勢を忘れずに、後輩からも学ぶぐらいの気持ちで、毎日を過ごすことができれば成長に繋がり、あなたを評価する声は自然と増えていくでしょう。

考え方③:失敗を次に生かすようにする

あなたは上司から怒られたり、仕事でミスをしてしまったときにどうしていますか?

あの上司ムカつく、やってられない、仕事なんてやめてしまおうかな、なんて風にふてくされてはいませんか?

仕事ができる人は、自分の過ちを素直に認め、次に生かすことを心がけています。

「失敗からしか人は学ばない」という言葉があるように、人は失敗をしてこそ、正しいやり方や道を切り開くことができるのです。

あなたがなにか失敗をしたとき、それは成長する絶好の機会。

改善するためにどうするかを考えて実行するだけで、あなたへの評価は大きく変わってくるはずです。

仕事ができる人の3つの習慣

最後に、仕事ができる人の習慣について解説していきます。

仕事ができる人は、普段からどのような生活を送っているのでしょうか?

正直、この習慣は今日からでも実践することができるので、かなり再現性は高いものです。

3つありますので、順番に解説していきますね。

  1. 早寝早起きする
  2. 自分のタスクを管理する
  3. デスクまわりを綺麗に保つ

①早寝早起きをする

あなたが布団の中でグズグズしている間に、仕事ができる人はすでに活動を始めています。

有名な話ですが、ナイキやApple、スターバックスといった世界の名だたるCEOたちは、朝5時には目を覚まし、運動や読書などの活動をしています。

もしあなたが出社するギリギリまで布団の中で過ごしているのであれば、改善すべきでしょう。

なぜなら、朝はインプットするのに最も適した時間帯だからです。

一日30分ほどでも、読書をしたり勉強をしたりしてみてはいかがですか?

社会人の一日の平均学習時間は6分といわれているので、少し努力しただけでもあなたは一般的な社会人より努力していることになるのです。

毎日の積み重ねで、あなたも仕事ができる人の生活を習慣化することができるでしょう。

②自分のタスクを管理する

あなたは自分のタスクをしっかりと管理できていますか?

仕事ができる人は、自身のタスクの把握だけでなく、チーム全体の進捗状況すらも把握できています。

自分のタスクに余裕があれば周りを気にかけて手伝えることがないか確認したり、評価に繋がりやすい行動を自然と取ることができます。

仕事ができる人になるためにも、まずは自身のタスクの管理から始めましょう。

③デスクまわりを綺麗に保つ

仕事ができる人は、デスク周りの環境が整っていて、綺麗に整理されていることが多いです。

デスク周りを綺麗に保つことは、業務効率を高めることにもつながり、また仕事にも集中しやすくなります。

仕事ができる人になるための第一歩として、今日から取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

親指を立てるサラリーマン
今回は、仕事ができる人の特徴や習慣、考え方に至るまで詳しく解説してきました。

今回ご紹介した方法を毎日継続的に行うことで、周りや上司からの評価を得られる「仕事のできる人」になることができるはずです。

決して難しいことはありません。あなたも今日から実践して、仕事ができる人の仲間入りを果たしましょう。