突然ですが、あなたは、記事作成の際にmeta description(メタディスクリプション)を入力していますか?
実は、このmeta descriptionは、間接的にSEO効果が見込めるのですが、「なぜ必要なのか。」を根本から理解しておくことが何よりも重要です。
今回、meta descriptionのSEO効果や適切な文字数、書き方までご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
meta descriptionとは
meta description(メタディスクリプション)とは、ページコンテンツの概要や要約のことで、このように検索エンジンの検索結果ページに表記されます。
この赤枠で囲った部分をスニペットといい、私たちは、Webサイトの概要を把握するための情報源として活用しています。
meta descriptionは、通常HTMLのhead内に記述が必要ですが、ワードプレスのテンプレートの多くは、エディター下に入力欄が用意されているので、直感的に設定できるようになっています。
meta descriptionのSEO効果とは
冒頭でもお伝えした通り、meta descriptionは間接的なSEO効果が十分に見込めます。
Googleの検索順位を決めるアルゴリズムの要素に含まれていませんが、meta descriptionの効果は、対ユーザーであることを知っておいてください。
先ほどお伝えしたスニペットに効果的な要約文を入れることができれば、ユーザーのクリック率は向上し、サイトの評価は向上していきます。
もし、meta descriptionに何も入力をしない場合、Googleが自動で生成した説明文が検索結果に表示されたり、冒頭の文が抜粋されることが多いです。
これでは、せっかく検索結果ページに載っても、記事の魅力を伝えきることはできませんよね。
SEO効果を最大限に高めるためにも、必ずmeta descriptionは設定するようにしましょう。
meta descriptionの最適な文字数
meta descriptionの必要性は少しご理解いただけたかと思いますが、meta descriptionは何文字入力すればいいのでしょうか。
実は、meta descriptionに文字数制限はないのですが、スニペットに表示される文字数を考えることで、最適な文字数を導き出すことができます。
結論から言うと、最適な文字数は90~100文字です。
PCとスマホでは、表示される文字数が異なるため、文字数の少ないスマホ表示に合わせることで最適な文字数を割り出しています。
- PCの表示:120文字前後
- スマホの表示:90文字前後
現在は、PCよりもスマホで検索エンジンを利用する方が多いと言われており、Googleもモバイルに対応したサイトを高く評価しています。
現在は、特にスマホユーザーに合わせたサイト構築を考えることが重要というわけです。
meta descriptionを書く時の3つのポイント
meta descriptionは間接的にSEO効果があり、検索結果に要約文を設定できるため、非常に重要なものです。
そこで、今回はmeta descriptionを書く時のポイントを3つご紹介します。
- 対策キーワードを入れる
- 要点をまとめる
- 読むことで得られるメリットを入れる
①対策キーワードを入れる
対策キーワードや共起語といった関連ワードを入れることで、ユーザーから強い関心を引くことができます。
ユーザーは、キーワードに関係するものを調べているので、「この記事ではあなたの知りたいことが書かれていますよ。」と、訴えかけることができます。
クリック率の向上にも影響がでるので、不自然のない範囲でキーワードは入れ込みましょう。
②要点をまとめる
基本的に、見出しに書いている内容をまとめることで、記事に書かれている要点を伝えることができます。
短い文章の中でも、全体的な記事の要点を伝えることができれば、ユーザーのイメージと大幅にズレることはないので、クリックもされやすく、滞在時間も自ずと長くなるでしょう。
③読むことで得られるメリットを入れる
最後に、この記事を読むことで、あなたはこのようなメリットが得られる、というユーザー体験の部分を示せるといいでしょう。
ユーザーが、この記事には有益な情報が書かれているとわかれば、クリック率の向上が見込めます。
以上、meta descriptionを書く時の3つのポイントを解説しました。
meta descriptionに関しては、特に対ユーザーにおけるSEOとして考えることが重要です。間接的にSEO効果が期待できますので、ぜひ取り入れてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
meta descriptionは、文字数や書き方を意識して入力することで、対ユーザーの関心を惹きつけることができます。
Googleは、これからよりユーザーに特化した間接的なSEO施策を重視してくることが予想されますので、ぜひ時代の流れに遅れを取らないように、すぐにでも取り入れていきましょう!