みなさんは、業務効率化を図ることに注力できていますか?
「業務量が多すぎて、納期に間に合わない・・・」
「ひとつの仕事に時間をとられすぎて、次の業務に取り掛かれない・・・」
これらの悩みは、業務効率化を図ることで解決する場合がほとんどです。
今回は、誰でもすぐに始められる業務効率化の厳選手法を5つ紹介します。
業務効率化で売上がUPする理由
業務効率化とはその名のとおり、業務を進めるプロセスを効率的に実施するために工夫することで、業務効率化を図ることで会社の売上にも直結します。
作業時間が一気に短縮されるため、ひとつの業務に対する人件費などコストを大幅に削減できるようになります。
また、作業時間が短縮されることで、本来有した時間を違う業務にあてることができるようになり、一人当たりの労働収益性は確実に増加します。
そして、会社の売上が上がれば、給与や賞与があがることはもちろん、社内環境や福利厚生などの整備にも予算を使えるため、従業員の会社に対する満足度も向上しますね。このサイクルを構築できた会社は、メキメキと成長していきますね。
このように、業務効率化に注力することは会社にとって重要なポイントとなります。
業務効率化の手法5選
業務効率化の重要性が理解できたところで、ここからはいますぐ実践可能な手法を5つ厳選して紹介します。
会社のため、ひいては自分のためにもぜひ試してみてくださいね。
1日の業務スケジュールを立てる
毎朝、その日1日の業務スケジュールを立てるようにしましょう。業務スケジュールを立てたら、あとはそれ通りに業務を進捗させるだけです。
業務スケジュールがあることで、
「次、なにをすればいいのかな・・・?」
「今日中にやらなきゃいけないこと、なんだっけ?」
このように、動きをとめて考える無駄な時間を一切排除できるので、業務効率は確実に上がります。
次にやるべき業務が明確になると、そこに対してだけ時間を避けるので、最短距離で業務を完遂させることができますね。
業務フローを構築し、常にアップデートする
業務フローとは、業務の流れを社内で統一し「見える化」したもののことで、業務フローを構築することで、無駄な作業を取り除くことができます。
業務のスタートからゴールまでの詳細な流れを事前に理解できるため、「過去にやったこと」「今やるべきこと」と「未来にやるべきこと」がすべて明確になります。
情報が見えない状態で業務に取り掛かるより、見えている状態のほうがスムーズに進捗できるのは当然ですよね。
個人のモチベーションを上げることにもつながりますし、組織のパフォーマンスを上げることにもなります。
また、一度構築した業務フローを、常にアップデートしていくことも大切です。
構築したフローに穴はないか、さらに効率的にできる部分はないかなど、業務フローの改善点を考える時間を作り、精度の高い業務フローを構築しましょう。
会議の数を減らす
海外に比べて日本の会議は遅れている、無駄が多いとよく言われますが、企業によっては、そんな無駄な会議を毎日のように開催しているところもあるのが現状です。
無駄な会議が横行する理由をいくつかあげてみました。
- 会議が始まってから議題を知る
- 資料作成に時間がかかる
- 連絡や報告を伝達して終わる
- 時間を決めずに進める
- 参加する必要のない社員がいる
- 結局、結論がでない
会議を開催するだけで、それだけ時間と労力を消費することになります。意味がない、もしくは会議による効果が薄い場合は、いっそのこと会議を開催しないほうがいいですよね。
もちろん、すべての会議が不要というわけではありませんが、いま一度、社内の会議の内容について見直してみることをオススメします。
ルーチンワークを自動化する
資料の作成や、エクセルの入力作業など、毎日何度も繰り返される定型業務やルーチンワークは、早めにシステムを構築し自動化することが大切です。
資料の作成であれば、フォーマットを社内全体で統一したり、エクセルの入力作業であればマクロシステムを組み、数値を入れるだけですべて処理してくれるなど、工夫できる点はたくさんあります。
そういったルーチンワークを自動化できれば、頭を使う業務により多くの時間を避けるようになりますね。
情報は常に共有する
情報を業務関係者に常に共有することで、業務効率が飛躍的に向上します。
業務に携わるメンバーや他部署に、業務の進捗状況をお互いが共有しておくことで、全体の状況や問題点が把握できますし、トラブルに対して迅速に対処できるようになります。
また情報共有することで、他のメンバーや他部署の業務の進め方を見ることができるので、効率のいい業務の進め方を学ぶことができるというメリットもあります。
まとめ
いかがでしたか。
業務効率化を図ることで、ひとりひとりの生産性も向上しますし、ひいては会社の成長にも直結します。
今回紹介した、5つの手法をぜひ職場に取り入れ、社員の質をレベルアップさせましょう!