記事のタイトルは、検索順位やCTR(クリック率)を左右する重要な要素です。

そして、「タイトルに最適な文字数」というのも決まっています。

が、あまり意識できていない記事を頻繁に見かけるので、この記事では2019年現在、SEO対策に最適なタイトルの文字数を解説します。

企業のWeb担当者や、Webサイトを運営している方は必見です。

タイトルとSEOの関係性

SEO対策
そもそもですが、記事のタイトル(titleタグ)とSEOはかなり密接な関係にあります。

タイトルとは、記事のテーマや内容を具体的な文言として表現したもので、Googleのクローラーは記事のタイトルを見て、その記事のざっくりとした内容を把握しようとします。

数年前に比べて、SEOにおける重要度は若干弱まった傾向にありますが、それでも検索順位に大きく影響することは確かです。

さらにユーザーは検索結果に表示されたタイトルを見てクリックするかどうかを判断するため、SEOだけに限らず流入数にも影響する重要な役割をになっていることを理解しましょう。

最適な文字数は32文字

32の文字が入った白い小屋
結論から述べると、タイトル(titleタグ)に最適な文字数は「32文字」です。

なぜなら、検索結果に表示される最大文字数が32文字程度だから。

「程度」がつく理由は、画面サイズやスマホ表示などによって多少表示される文字数が前後するからです。が、一般的に最大文字数は32文字とされています。

この限られた文字数の中で、記事の内容を簡潔に伝えることがタイトルのSEO対策となります。(ちなみに、あなたが現在見ているこの記事のタイトルも32文字で構成しています!)

ですが、すべての記事タイトルをきっちり正確に32文字にすることは難しいですし、半角・全角の比率によって表示される文字数に違いがでるため、32文字はあくまで目安です。

ですので、プラスマイナス3文字ほど、つまり「29~35文字」を狙って設定しましょう。

個人的には、32文字以内に抑えることを推奨します。

32文字をオーバーすると、下の画像のように「…」と表示され、タイトルがすべて見えないとモヤッとするからです。あくまで個人的な感想なので参考までに。

32文字オーバーの記事タイトル表示結果

表示結果をチェックする便利ツール

Googleの検索結果で、どのように表示されるかをシミュレーションできるツール「Google検索結果シミュレーター」紹介します。

使い方はシンプルで、記事のタイトルを入力するだけでOK。

タイトル以外にも、サイトURLやディスクリプション(description)の表示結果も確認できるので、投稿する前の最終チェックとしてぜひ活用してください!

>Google検索結果シミュレーターの利用はこちらから

タイトルはユーザーを意識する

ユーザー同士のつながりのイメージ
当然のことですが、タイトルはユーザーを意識して設定しましょう。

先ほども述べましたが、タイトルはページの内容を簡潔にわかりやすくユーザーに伝えるためのものです。

検索結果のクリック率(CTR)にもかなり影響しますし、事実、タイトルを変えてクリック率(CTR)が数倍に跳ね上がったなった事例もたくさんあります。

ユーザーから評価されるタイトルは、イコールGoogleからの評価にもつながりますので、32文字程度でユーザーファーストのタイトル設定を心がけましょう。

まとめ

いかがでしたか。

普段、何気なく適当にタイトルを付けていたかもしれませんが、実はSEOに大きく影響する重要な要素です。

大切なのは、「32文字程度」と「ユーザーに分かりやすく」の2点。

これから作成する記事のタイトルはもちろん、過去に書いてすでに投稿済みの記事のタイトルも一度見直して、Webサイトの質を向上させましょう!