サブドメインとサブディレクトリの違いは？簡単な使い分け方を解説！

Webサイトを運営していると良く目にする「サブドメイン」と「サブディレクトリ」

一見、同じような意味合いを持っていそうですが、実は明確な違いがあります。

この記事では、サブドメインとサブディレクトリの違いと、2つの使い分け方を解説します。

Webサイトを拡大させるために必要な知識ですので、ぜひこの記事で習得してください！

サブドメインとサブディレクトリの基礎

サブドメインとサブディレクトリの違いを解説する前に、2つの基礎知識から解説します。

サブドメインとは、一言でいうと「ドメインを区切って利用すること」です。

ルートドメインの直前に記述され、「/」で区切ります。

例えば、本サイト（https://works-agency.co.jp）でサブドメインを作成する場合、下記のようになります。

「https://●●●/works-agency.co.jp」

一例として、「Yahoo!Japan」を取り上げてみると、サービスごとにサブドメインで区切っていることが分かりますね。

主に企業サイトでよく使用されており、サブドメインごとにそれぞれ独立した存在として運営できます。

反対に一般的な趣味ブログなどでは、そこまで多くは見かけませんね。

サブディレクトリとは、ルートドメインの下層に作成されたディレクトリのことです。

そもそもディレクトリは、「分類するための箱」のようなイメージで、一般的にはカテゴリーごとにサブディレクトリを設けることが多いです。

例えば、本サイト（https://works-agency.co.jp）の場合、以下のようなサブディレクトリが存在します。

こんな感じで、サブディレクトリはルートドメイン（https://works-agency.co.jp）の直下に記述されます。

それでは、サブドメインとサブディレクトリの違いについて解説します。

大きな違いは、以下の3つ。

ひとつずつ解説していきます

先ほどもチラっと紹介しましたが、サブドメインとサブディレクトリはURLの見え方が違います。

それぞれの見え方はこんな感じ。

サブドメインとサブディレクトリでは、ルートドメインとの関係性に違いがあります。

サブディレクトリから説明すると、ルートドメインの下層に位置するため関係性はかなり濃厚であり、ルートドメインのSEO評価をそのまま引き継ぎながらサイトを展開できます。それぞれがつながっているため、ドメインパワーも共有です。

一方、サブドメインは、ドメインを完全に区切って利用するため、ルートドメインのSEO評価を引き継ぐことはできず、あくまで「独立したひとつのサイト」というイメージです。

もちろん、ドメインパワーも引き継げないので、新規サイトを開する感覚に近いかもしれませんね。

サブドメインは、完全に独立したサイトというイメージなので、ルートドメインのメインテーマ（方向性）とは違った視点で利用されることがほとんどです。

例えば、ルートドメインで転職に関する記事を扱っていた場合、サブドメインでは転職については一切触れずに美容系に関する記事を作成するといった感じです。

反対にサブディレクトリの場合は、ルートドメインのテーマに沿って展開されます。テーマが転職なら、サブディレクトリでも転職に関する記事が作成させるのが普通ですね。

ここまでの内容を理解できた方なら、もうお分かりかと思いますが、サブドメインとサブディスクリプションの使い分け方は、次の通り。

ルートドメインとまったく異なるテーマでサイトを作成したいならサブドメイン。
ルートドメインと関連度が高いテーマで展開したいならサブディレクトリ。

ざっくりこんな感じで、考えてOKです。

いかがでしたか。

Webサイトをどのように展開していくかによって、サブドメインとサブディレクトリを使い分けることが重要です。

Webサイトの集客力や売上を向上させるために必須のスキルなので、ぜひ活用しましょう！