マーケティングを担当しているとよく耳にする言葉「潜在層」「顕在層」。
施策を成功させるためには必須のキーワードですので、改めてこの記事で単語の意味を確認してもらえればと思います!
ポイントについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
潜在層・顕在層とは?
まずは、潜在層と顕在層についてお伝えします。
潜在層
潜在層はあなたの商品やサービスを知らず、ニーズに合っていない、もしくは商品が検討されていない段階のユーザーのことを指します。
例えば、「来月海に行くから痩せたいな」と考えているユーザーがいたとします。
この時、このユーザーにとっての選択肢は
- ジムに通う
- エステに通う
- ダイエット食品を使う
など、様々あるかと思いますが、目的は決まっているけど方法(物)がハッキリしていない状態、または自分で潜在的な要素があることに気づいていない状態のことを指します。
曖昧な潜在意識をいかに引き起こすことができるかが、ユーザーにアプローチするうえでのポイントになります。
顕在層
顕在層はあなたの商品やサービスを知っていて、他社や他のサービスと検討している段階のユーザーを指します。
先ほどの例を使用すると「痩せたい」と考えているユーザーが、運動してジムに通うことを決めました。
この時、ユーザーが検討しているものは、「どこのジムに通うか」ということです。
具体的な方法が明確になり、料金やサービス、立地などを踏まえて何社かと検討している状態です。
顕在層のユーザーに対しては、他社サービスとの差別化が重要なポイントとなります。
潜在層と顕在層、多いのはどっち?
世の中のほとんどが潜在層です。
テレビや雑誌で取り入れた情報に対して、どんどん目的が明確になり、顕在的な思考へと変化していきます。
LPや広告でよく使われるブレッドを例に出すと、
- 共感させる
- 具体的な解消策を提案(商品やサービスの提供)
この2ステップはとても効果的だと言えます。
具体的な行動に移せていない人に対して、こちらから解決策を提案することで、購入への誘導ができますよね。
その他にも、サービスや商品を購入しなかった原因を突き止めていくことで、施策の最適化を行うことができますので、要素の洗い出しは必ず行いましょう。
まとめ
いかがでしたか。
ポイントを掴めば簡単に理解することができる潜在層と顕在層。
それぞれアプローチの仕方が異なりますので、自分が定めたターゲットはどちらなのかを明確にし、試行錯誤を重ねていきましょう。